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「ん、頼んだ」
あんなにハグは嫌がってたのに、あっさり許可するのは……少し前に「ずっと一緒にいるために、今は気を付けて行動しよう」って話したから。
「俺も行く!」
色々気になるから……って玲於くんもついて来ることになり、3人で制作部のフロアに向かう。
いいって言うのに、私の荷物を奪い取ると
「ホントにおんぶでも何でもするよ?」
って隼くん。
『ホントに大丈夫だって……』
「ホントに大丈夫な人は、そんな泣きそうな顔しないんです!」
………さすがにバレるか……。
みんなきっと、私が落ち込んでるから………変な方向に話を進めたよね…。
『ホントに温かいグループだよね…』
「愛すべきバカでしょ……?」
…………最高じゃん。
『…ありがと』
2人に言うと、2人とも優しい笑顔で……
泣きそうになる。
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作者名:ひな | 作成日時:2023年5月24日 8時