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リハ室に行くとみんな揃っていて、それぞれがスマホ片手に難しい顔をしている。

「Aちゃん!大丈夫…?」

すぐにみんなが集まって来て、

「ほら……座り?」

って涼太くんはイスを持ってきてくれた。


「なんかキツそうやん……大丈夫なん?」

龍友くんが心配してくれるけど

『大丈夫です。
寒がりで、厚着してたおかげで傷もほとんどないし……ただ…』

「なんか、普段ほとんど薬とか飲まへんから、薬の効きが良すぎんねんて」

私の代わりに涼太くんが話してくれる。


あまりにもダルくて医師に相談したら、たぶんそれだろうって。

鎮痛剤は少し弱い薬に変えてもらった。


「なんか……健康なのも良し悪しなんやなぁ〜」

優しい笑顔の龍友くんが言うと、みんながクスクス笑ってる。


「Aちゃん……さっきの話なんだけど………」

玲於くんが言うと

「あぁ……谷口さんの話?いやぁ〜人は見かけに寄らないよねぇ〜」

って亜嵐くん。

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作者名:ひな | 作成日時:2023年5月24日 8時

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