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「A……?」
フワフワする意識の中で名前を呼ばれて目を開けると、涼太くんが髪を撫でながら優しく微笑んでる。
「リビング……片付けてくるから……ちょっと離れるで?」
途中で寝室に運ばれ…ベッドでつながって………そこまではちゃんと覚えてて…。
そのまま寝ちゃったのか………。
『ん……』
目を瞑って返事をすると
「うんって言うなら……ちょっとだけ離してくれる?」
からあげもサラダもさすがに冷蔵庫に入れなきゃでしょ……?ってクスクス笑って手をあげる。
涼太くんの指を握ったままだった事に……その時ようやく気付いた……。
『ごめんなさい………』
苦笑しながら指を離すと
「シャワーも浴びてくるから……寝とき?」
って頬にキスを…。
パタパタと足音が遠くなり……片付けてる音がする。
私も起きたいのに………ベッドに沈んだまま動けなくて……
いつの間にか、朝になってた。
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作者名:ひな | 作成日時:2023年5月9日 23時