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普段はそれでいいんだ……。
むしろ、私にぶつけることで涼太くんの心が少しでも穏やかになるなら、それでいいし……それがいい。

けど……今日は私も気分的に落ちていて………。


『私のこと………好き?』

「当たり前やろ…」

私の質問に食い気味に答えると

「不安にさせてごめん……大好きだよ…」

って困り顔……。


『もう……謝らなくていいから………
好きだよ〜って気持ち込めて……抱いて欲しい』

私の言葉に泣きそうな笑顔になると

「俺の気持ちに溺れるかもしらんで?」

って微笑んで、甘いキスをくれるから………


……やっと止まった涙が……また溢れそうになった………今度は…愛おしくて………。


ただ…ひたすら甘やかされ……

腕を伸ばすと、その手を優しく握ってキスを落とし…

目が合うたびに好きって微笑むから………それだけで心も身体も満たされた。

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作者名:ひな | 作成日時:2023年5月9日 23時

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