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ベッドから出て……
キッチンでコーヒーを淹れる。
コーヒー器具は、「これは絶対に必要!」って、涼太くんからも頼まれて持って来た。
正解だったな……。
何か必要な物があっても、前のマンションには立ち入り禁止って言われてて……
ここの周り、何かお店とかあるんだっけ………?
スマホアプリで周辺を検索して、事務所までの経路も検索して……ってしてたら
「どした?」
気になるニュースでもあった?って涼太くんが起きてきた。
ワケを話すと
「だいぶ眉間にシワ寄せとったで?」
って苦笑い。
『今日は……仕事行っていいかなぁ……』
「何も言われてないし…えぇんちゃう?」
涼太くんは優しく笑い、
「迷子にならんようにな?」
って頭を撫でる。
……私は小学生か?
年明けまで休みのない涼太くんは、今夜から地方でお泊り。
「1人で大丈夫?」
って心配そうだけど……
『大丈夫。
やることがたくさんなおかげで、寂しい気持ちもちょっとは紛れそうだよ?』
いろいろ片付けなきゃいけないから……ちょうど良かった。
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作者名:ひな | 作成日時:2023年5月9日 23時