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交代でお風呂に入り、寝室に入ると、ベッドで台本を読んでた涼太くん。
『………大丈夫?』
少し……顔色悪いな…。
「鋭いなぁ……」
苦笑しながら台本をサイドボードに置くと、「寝よ?」って横になり、抱きしめられた。
『体調悪い…?』
「ん………若干頭痛い…」
ふぅ〜って息を吐いた涼太くんの顔を見ようと顔を上げようとするけど、
「大丈夫だから……腕の中にいてよ…」
って腕の力を緩めようとしない。
『鎮痛剤飲む?』
「いや…たぶん寝れば治る」
ありがとねって私に頬ずりするから
『……して欲しいことある?』
って聞いたら、フフって笑った涼太くん。
少し腕の力を緩めて「ん!」って目を瞑ったまま口を尖らす。
…これは……もしかして……
涼太くんの唇に一瞬触れるだけのキスをすると、
「えぇ……足りない…」
ってクスクス笑って、もう一度口を尖らして待ってる。
やっぱりこれか……。
もぉ……恥ずかしいんですけど…。
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作者名:ひな | 作成日時:2023年1月27日 21時