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「何それ?何?どういう事?
ねぇ…Aちゃん!?」

縋るように側に来た隼くんに

『隼くん、煩いよ?』

ってシレッと言うと、これでもかってくらい下がった眉。


その顔を見てゲラゲラ笑う龍友くんと裕太くんに肩を抱かれ、連れて行かれた隼くんの後ろから着いて行く。

隼くんはまだブツブツ言ってるし。


ってか………ここ、セキュリティ…すごい。
…この物件、絶対に家賃高い…。


担当さんにいろんな事を聞いてる龍友くんとは少し離れたとこで、アチコチ見てる隼くんの横に行って話すと、ちょっと剥れながらも「高いだろうね?」って。


『まだ拗ねてる?』

「拗ねてる……」

正直だな…。かわいいんですけど…?


『一番は隼くんだよ?』

「…………もぉ……」


明らかに真っ赤になった隼くんを見て、裕太くんもニヤニヤしてる。

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作者名:ひな | 作成日時:2023年1月27日 21時

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