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社交辞令なの分かってるけど、否定されないのって嬉しいかも。


瀬口さんも一緒になって盛り上がってる中、

「いつものとこでいっか…」

って、事務所で経営してる居酒屋さんに。


「飲む?」

「「飲みま〜す!」」

世界くんが私に聞いたのに、瀬口さんも佐藤さんも元気に手を上げて

「お前らに聞いてないから……」

って呆れ顔。


『お茶にしとく』

って言うと、「はいよ〜」って笑って、店員さんを呼び、私の好きなものばかり注文してくれる。

「Aちゃんは?何食べる?」

「世界さんの奢りだから、好きなの頼んでいいよ!」

って瀬口さんも佐藤さんも聞いてくれるけど……


『食べたいもの、もう全部言ってもらってます…』

って答えると、

「すごいっすね………」

って目を丸くして驚いてる。

そんな二人をスルーして、あっさり「乾杯」ってソフトドリンクを飲む世界くん。

『世界くん、これ美味しいよ』

「こっちもうまいよ」

普通にお皿を交換して、お互いに取ってたものを食べて…ってしてる私たちを見て、

「なんか…自然にイチャイチャするから…びっくりなんすけど…」

って瀬口さん。

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作者名:ひな | 作成日時:2023年1月27日 21時

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