Someday My Prince Will Come（６）

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「あれ？なんで笑ってんの？」

『ホントに龍友くん達が来ると思ってなくて…
しかも、めちゃくちゃいい働きしてくれるので……楽しくなってます』

本音で言うと、

「僕、こういうの好きやねんなぁ〜」

ってニコニコ。


「ちっさい頃からさ、広告に間取りついてんの見て妄想するの好きやってん！

ここは僕の部屋で、こっちは妹で……って」

優しい笑顔の龍友くんは、いつもテレビやライブで見るような厳つさなんて一切なくて………。

ホントに優しいお兄さん。

この見た目で、僕って言うのも、かわいい笑顔も反則級だ。


『龍友くん……もてますよね？』

なんやそれって笑うけど、絶対にそう。

担当さんも

「それ、わかります！」

って同意してくれた。


『見た目とのギャップとか…生活能力高めなとことか……とにかく優しい！

絶対にモテ男ですよね？』

私の言葉に

「何言ってんねん！」

って苦笑するけど……もてないって否定しないあたり…ホントにモテるんだろうな〜。

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