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『ここの方が落ち着くから……いい?』
「ダメなワケないやん…」
私の顔を見ながら微笑んで、
「なんかあったらちゃんと連絡すること!
留守中は世界さんに頼んでおくから、どっちかにちゃんと頼ってや?」
………なんか、お父さんみたい。
ついクスクス笑ってたら
「何がおかしいんよ……」
人の気もしらんで…って拗ねるから、もう一度涼太くんにしがみつく。
『ちゃんと頼るし、ちゃんと食べるし、ちゃんと寝ます!』
よし!って言った涼太くんは、
「こんな束縛する男やなかったんやけどな……」
って苦笑しながら、私の髪を撫でる。
『束縛と心配は違うよ?
心配は心配りだよ?
器が小さいって涼太くん言うけど……私には心が大きな最上彼氏ですけど……』
………あれ?
なんか…私、恥ずかしいこと言った………?
パッと顔を上げると、すごく困った顔をして、
「あのなぁ……。そうやっていきなりキャラ変するのやめてくれん?」
戸惑うわぁ……って赤くなりながら、お風呂に入ってくるって、ソファーから立ち上がった。
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作者名:ひな | 作成日時:2023年1月27日 21時