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ライブ終わりに電話をくれたけど…変に意識しちゃって………

「なんか…体調悪い?」

って心配される始末。


『そういうじゃないけど……』

って流そうとしたけど、

「ないけど……?けど…なに?」

って流されてくれない涼太くん……。


『あのね…』

「うん」

『……何にもない』

「いやいやいやいや……、今更何にもないは無理があんで?」

クスクス笑う涼太くんが…今日は恨めしい。


『私ね……スキンシップに弱かったみたい………で……、夜の涼太くんの事思い出して意識しちゃってます』

意を決してそう言うと、ブッて何か吹き出す音がしてから、

「やっば……」

って焦った声。

「ちょっと!ビール吹き出したやん!」

ってちょっと拗ねた声のあと、タオル…タオル…ってブツブツ言ってる。


「何を言うかと思ったら……ものすごい威力の爆弾落とさんとってよ………」

って。


『何でもないって言ったのに、逃げさせてくれないから……』

「俺的には、帰りに世界さんになんか言われたりしたんかなぁって心配してたんやもん」

相変わらず拗ねた声でそう言うと

ごめんって……ってクスクス笑い出した。


「スキンシップ……弱いんやぁ〜」

おもしろそうに言う涼太くんに


『私も知らなかった……』

って小さな声で言うと


「早く明日にならんかなぁ………」

って呟いた後、会いたいね?って。

『うん………』

って言った私に、どこでもドアが欲しいな?って笑った涼太くん。


それから少し話したあと、また明日って電話を切って……ベッドにダイブ。

ホントに……自分が自分じゃないみたい…。

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作者名:ひな | 作成日時:2022年12月23日 20時

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