Someday My Prince Will Come（４） (ページ34)

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『違うの……。あの……私……事故の傷……残ってて……その…』

「……どこにケガしたの？」

肩から肘にかけてと胸の下辺りを触りながらこの辺って話すと

「見せたくない？」

って柔らかな顔で…。

『見せたくないワケじゃないけど……気持ち悪いよ？涼太くん、たぶん嫌な思いするし……』

私が俯きながら言うと

「気持ち悪いって…言われた事……あるん？」

って。

過去、付き合った人に気持ち悪いってひかれたり、なんなら見ながらしたら萎えるから、服脱がないでって言われたり……正直、良い思い出はなくて……

答えなかったけど、私の表情を見て察した涼太くんは

「ばかだな……」

って私を抱きしめながら呟いた後、私の頬にキスをしてから有無を言わさずパーカーを脱がせてベッドの下に放り投げた。

「Aちゃん…どんな奴と付き合って来たん………。心配すぎる……」

って眉間にシワを寄せて、

「もう、この先は俺だけな？」

って微笑んだ後で傷痕に何度もキスをしてから私を見つめ

「何も気持ち悪いとか思わんけど？」

って再びベッドに倒され、キスをしながら下着姿にされた。