180 ページ30
「ねぇ……置いてかないでよ〜」
って焦ってて、
「間に合ったのか…ちくしょー」
って涼太くんはケラケラ笑ってる。
「ひどくない?」
って拗ねながら、隼くんも写真を撮ってから車に乗り込んだ。
ホテルに着いて、世界くんから言われてた通りにチェックイン。
涼太くんや隼くんは井原さんがまとめてチェックインしてからカードキーを受け取ってる。
このまま、井原さんは他のメンバーさんの到着を待つ係らしく、エレベーターへは3人で乗り込むと、自分の階で降りる直前、「後で電話する」って涼太くん。
隼くんはおやすみ〜!って笑顔で手を振って……。
とりあえず、サッとシャワーを浴びて…いつ電話が来てもいいように準備したけど……
後でっていつだろ……。
部屋に備え付けのポットでお湯を沸かして、コーヒーでも飲もうとしたら電話がなり、慌ててスマホをタップしたけど、慌て過ぎて手を滑らせ落下…
『ごめんなさい!』
開口一番そう言うと
「どうした!?大丈夫?」
って大笑いされてしまった。
すごい音したけど?って笑い続けてる涼太くんが、そんなに慌てなくても……って。
167人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひな | 作成日時:2022年12月23日 20時