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取材を終えて、側に来た涼太くんが

「このまま帰り?」

って聞くから

『泊まりらしいよ?』

って言うと、らしいよって何よ…って苦笑して

「世界さんと泊まり?」

って、私と世界くんを順番に見る。

「俺ね、これから仕事なんだわ……」

聞くと、こっちの深夜帯のラジオに出るんだって………


『ホントに……何も聞いてないけど…?』

そうだっけ?って笑いながらとぼけてる世界くんが

「ホテル、同じとこに取ってもらってるから、連れて帰ってもらって?

ちゃんとジェネのマネージャーに頼んでるし!」

明日は一緒に帰りま〜す!ってユル過ぎだ……。


『あの人……1回くらい叩いても怒られないよね……?』

「こらこら、そんな事言ったらあかん」

クスクス笑う涼太くんが、まぁまぁって頭を撫でてなだめてくれて、

そんな涼太くんを見た隼くんが

「なんか……激しくお似合いだな…このやろぉ」

って………。


「なんやねん、それ」って言いながらもニコニコ笑う涼太くんが

「一緒に帰るんなら、早く用意してこよ〜」

ってサッと楽屋に消えて行った。

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作者名:ひな | 作成日時:2022年12月23日 20時

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