Someday My Prince Will Come（４） (ページ2)

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『ごめんね？なんか……涼太くんの反応がかわいくて………』

って朝の事を謝ると、

「大事なタイミングで寝た俺が悪い」って苦笑しながら許してくれた。

「……記憶無くなるまで飲んだつもりなくて、結構鮮明に覚えてるのに、Aちゃんの反応がいまいちだから……全部、夢なのか？って思ってさ…」

現実で良かった………って呟いた後、

「俺の彼女……なんだよね？」

って言うから、

『涼太くんが良ければ………』

って言うと「ダメなわけないでしょ？」

ってちょっと拗ねてる。

なんかテレるし、料理の続きをしようと思うけど…手を離そうとしてくれなくて………。

『涼太くん……ご飯作れない…』

って言っても、手を握ったまま……引き寄せられて、腕の中に閉じ込められた。

「もうちょっと………実感させて？」

そう言いながら、ギュッと抱きしめられ……

「ホントに……大事にするから」

って言ったあと、ふふって笑い

「イタズラ…好きやろ……？」

って。

『イタズラ……って言うか……』

「素直じゃない……って言いたい？」

………何でわかるんだろ。

「……大丈夫。振り回される覚悟はもうできたから」

クスクス笑いながら私の顔を除き込み……

「そういうとこもかわいい………」

ってニコニコ笑う。