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そんな二人を見て笑ってたら、

「笑ったなぁ…」

って拗ねる隼くん。

『うん、笑った!
なんかさ…中学生みたいだね?』

「はぁ?!俺より年下のクセに!
生意気だぞ?」

口調とは反対にすごく優しい顔の隼くん。

『なんかさ…いいなぁって思うよ?
私、そんな風にわちゃわちゃできる友達いないからさ…』

いつも通り言ったつもりなのに…隼くんは眉を寄せた。

黙りこんだから、ネガティブ発言過ぎて、ひいたのかも…って思ってたら

「ねぇ…さっき、親友って言ってくれたじゃん……。
なんだよ…。
俺だって友達少ないの!

俺がいんじゃん?

Aちゃんがそんな風に言ったら……俺、めっちゃ寂しいんだけど?」

これでもか……ってくらい、しょぼんってしてる隼くん。

なんかごめん……。

『ごめんね?大好きだよ?』

「ホントに?」

『ホントに!』

「やった!俺も大好き〜!」


「あぁ……また幼稚園児に戻りやがった……」

お兄ちゃんがため息をつき……。


「俺……何見せられてんの?」

涼太くんは苦笑しながら腕時計を見て、肩が落ちたのがわかった。

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作者名:ひな | 作成日時:2022年11月21日 21時

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