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亜嵐くん達はこれからリハらしく、
そろそろ時間かなぁ〜って笑顔で帰って行った。
コーヒー代をごちそうになっちゃって……
今度、リハに差し入れしようかなぁって
思いながらゆっくり休んでいたら、
涼太から、またメッセージが来て、
今夜、久しぶりに外でご飯食べようかってお誘い。
外食なんて…
ホントに久しぶりかも。
大丈夫かな…って不安は少しあるけど、
そんな心配したら、
大丈夫じゃないなら誘わないって返ってきた。
涼太が大丈夫っていうなら、純粋に楽しもう。
約束の時間には、まだ余裕があるし…
滅多にない外食なら…と、
千秋のお店に来た。
「あれ?今度飲もうって言ってたのに……
すぐに顔見たくなっちゃった?」
って笑顔の千秋に迎えられ、事情を話したら
「そうだね……
女子力、もう少し上げとこうか……」
って、私の服装を上から下まで眺めて苦笑い。
父の秘書に会うからと
それなりにキレイめな服装をしてたつもりだったんだけど……
千秋曰く、
「隙がなくて、堅い!」
………らしい。
まぁ……気分的にも、
そんな華やかな物を着る気分でもなかったし…。
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作者名:ひな | 作成日時:2022年10月15日 20時