心のままに 10 (ページ20)

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「どうかな……？」

ってかわいらしい顔でみんなに拝まれて……

『なんか……ズルくないですか……』

って笑うと

「あ……やっぱり？」

ってケラケラ笑う。

「ちょっとかわいくお願いしてみようって、

亜嵐くんの案だよ～」

って隼くんが教えてくれた。

『涼太……さんが、いいって言ったら……

引き受けます』

「もう、それ、涼太って呼んでよくない？」

って亜嵐くんに笑われながら

「よし！みんなで涼太を口説くぞ！」

って、わちゃわちゃしながら考えてる。

「衣装は露出を控えるって事にしたら…？」

「要は、Aちゃんがモテなきゃいいんじゃない？」

「ボディガードつけちゃう？」

「亜嵐くんのSP、回そうよ」

「いねぇよ、そんなの！」

……なんか楽しそうだけど……

話題がしっかり逸れてるのは気の所為かな？

「とりあえずさ…

涼太くんに許可もらっとくから……

Aちゃんは、忙しくなる覚悟しといてね」

って、玲於くん。

涼太は今、龍友くんと

スタジオに籠もって作業してるらしく……

連絡もしばらくつながらないから、

後できちんと話しておくって。