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お父さん達に挨拶して、また大阪に遊びに行く約束をして別れ、ジェネの皆さんについて一緒に楽屋へ。


みんなが順番にシャワーを浴びて私服に着替えてて、目のやり場に困る………。


「あ……ごめんね?A気にしなくていいよ?」

普段、メイクさんとか衣装さんの前で着替えるのが当たり前すぎて、見られても気にならないって言うけど……


『いやいや……私は気になる……』

見たらダメな気がして、手で目を隠して俯く。



「涼太の涼太君とか見慣れてるでしょ?」

なんか笑いを含んだ声の亜嵐さん……


???

「うわぁ……セクハラやん」

って呆れるレオ君と


「亜嵐君、アウトやな………」

って中務さん。


「A、変態リーダーの下ネタは聞かんでえぇからな?」


顔を上げたら私の前に立ってる涼太さんは、上裸で私の耳を押さえる。



………!!!!!


耳を塞がれてても

「Aちゃん、真っ赤や〜」

「どんだけかわいいねん!」

「涼太、セクハラやめろって〜」

ってみんなが騒ぐ声はしっかり聞こえる…。


涼太さんが笑いながら、それこそ見慣れて?って手を外して、Tシャツを着る。



一部始終を見てたメンディさんが真剣に、

「涼太…まだ致してない……わけじゃないよね?」


って発言して、みんなの準備の手が止まって


「社長が一番セクハラやぁ〜ん!」

って大爆笑。


「致してないわけないやろ!

Aちゃん、思いっきりキスマークつけて来た事あったんやからな?」
 

数原さんが大笑いしながら暴露しちゃって、

「ちょっと!龍友君……マジでその話は……」


って、涼太さんが慌ててる。


「何それ〜!」

って、みんなが興味津々で………穴があったら入りたい………。



女性のマネージャーさんが、

「こんなとこにいたら、バカが伝染っちゃうから…逃げようね?」

って、呆れ顔で連れ出してくれて、ホントに子どもの集まりなんだから……って愚痴ってる。


廊下に出てから、

「早く用意しないと、移動車バラすからね?」

って脅してからドアをしめたマネージャーさん。


「ごめんね〜」

って謝りながら

「けどね、やっとこんな空気に戻ったのよ?

あなたがいなくなってから、どの現場も静かでね…ちょっと寂しかったの」


ライブもファイナルだったし、私が来たことも、打ち上げに参加してもらえるのも嬉しいんだと思うから、許してあげてほしい…って。

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作者名:ひな | 作成日時:2022年5月13日 23時

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