87話。 ページ44
死柄木「救えなかった人間など居なかったかのようにヘラヘラ笑ってるからだよなぁ!!」
出久「…っ!!」
その時死柄木の横に誰かが座って肩を組んだ。
太宰『やぁ…いい天気だね。何してるの？君』
そこには笑顔のAちゃんがいた。
死柄木「…今日は本当に珍しい人に会う日だな。お前にまで会えるとは思ってなかったなぁ…」
太宰『私は…何をしてるのか聞いてるんだ』
出久「…っ」
押し潰されるような殺気がAちゃんから放たれる
死柄木「そんなに怒ることないだろ？ちょっと話をしてただけだ」
太宰『怒ってる？君にはそう見えるかい？私はただ聞いてるだけだよ。』
死柄木「聞いてるだけ？俺にはそうは見えねぇなぁ」
太宰『そう云う君も話してるだけには見えないけれど…その出久君の首の手は何だい？』
死柄木「騒がれちゃまともに話も出来ないだろ？」
太宰『それでそうしたのか』
死柄木「あぁ。それよりあんたの手も中々聞くだけには見えないけどなぁ」
太宰『保険だよ保険。君が間違っても出久君の首に個性発動しないように無効化してあげてるんだよ？褒めて欲しい位だ』
死柄木「そうか…所であんたとも話したいと思ってたんだ。」
太宰『いい提案だね！こんな時じゃないと話すことも無さそうだし聞いてあげよう』
出久「ちょっ…A…ちゃん…」
太宰『いいじゃないか死柄木弔と話せるなんてなかなかないよ？出久君』
死柄木「良いなぁ…そう来なくちゃ…」
太宰『話って何だい？』
死柄木「さっき緑谷出久はきっかけはオールマイトだと言った…あんたのきっかけを知りたくなってな…」
太宰『私のきっかけ？』
死柄木「あぁ」
太宰『私のきっかけかぁ…矢っ張り【友達に云われたから】…かなぁ…』
死柄木「へぇ…？」
太宰『さて、時間切れのようだよ』
麗日「デクくんにAちゃん…？お友達…じゃない…よね？」
出久「麗日さっ…!!」
死柄木はさっきまでの殺気が嘘のようにニコニコしている。
死柄木「連れが居たのかごめんごめん。じゃあ行くわ。追ったりして来たら分かるよな？」
出久「ｹﾞｪｯﾎ…ｺﾞﾎｯ」
麗日「デクくん!!」
太宰『…。』
出久「待て…死柄木…!!【オールフォーワン】は何が目的なんだ…!!」
麗日「死柄木…!?」
死柄木「…知らないな。それより気を付けときな次会う時は殺すと決めた時だろうから。」
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もったん★(プロフ) - ありがとうございます！どんどん更新していこうと思ってます！ (2020年1月24日 0時) (
レス) id: c140e273f3 (このIDを非表示/違反報告)
over the rain - おお！part3ですか！おめでとうございます！応援してます！ (2020年1月23日 20時) (レス) id: a4bab14be1 (このIDを非表示/違反報告)
もったん☆(プロフ) - ありがとうございます！これからの事も色々考えてはいるので楽しみにっていてください!!出来るだけ更新はして行こうと思ってます！ (2019年7月13日 1時) (レス) id: c140e273f3 (このIDを非表示/違反報告)
皐月 歩(プロフ) - このお話めちゃくちゃ好きです！！ どのタイミングで中也が気づくのかワクワクしながら見ています笑 これからも更新頑張ってください！ 応援しています！ (2019年7月13日 1時) (レス) id: a5856dc1fc (このIDを非表示/違反報告)
もったん☆(プロフ) - すみません！ご指摘ありがとうございます (2019年7月12日 13時) (レス) id: c140e273f3 (このIDを非表示/違反報告)
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