青のSP

#4 ページ21

朝、教室に涌井がやって来た。
1ヶ月ほど学校に来ておらず久しぶりだ。




成田「美月！久しぶり！」


井上「お母さん退院出来たの？」


涌井「うん、昨日ね」


成田「良かった〜もう来ないかと思ったじゃん！」


涌井「な訳ないじゃん、笑」


成田「いつぶりだろ」


涌井「結構久々だよ」


成田「ちゃんと勉強してた？」


涌井「勉強してるよ〜」




川辺はその様子を耳に入れながら外を眺めていた。そんな様子を涌井は見ていた。

川辺がトイレに向かうと涌井もついて行った。




「久しぶり、」ﾎﾞｿｯ


涌井「久しぶり、元気だった？」


「まぁ、、」


涌井「あいつらは？」


「…うるさい、やめて。」


涌井「、、、、


お母さんがありがとうって言ってた。」



「伝えとく、、」




川辺はそう言ってトイレから出て行った。
すると入れ替わりで尾崎がトイレに入って行った。

川辺は教室に向かわず、空き教室のベランダに向かって行った。そこで川辺は一時間だけ授業をサボった。




真田「あ、良かったいた。

次、移動教室」


「ごめん、ありがと…」


西田「先行っとくぞ〜？」


「うん。」


浅村「あっ、あ、ごめんね菊池くん」


菊池「、、、」


浅村「あ…大丈夫？怪我した？」


菊池「触るな！」


浅村「え、、？」


菊池「はぁ、はぁ…」


浅村「え、菊池くん？！」


「大丈夫ですか、、？」


浅村「あ、川辺さん！

三田先生呼んできてくれるかな？」


「あ、はい…」


浅村「大丈夫？！

しっかりして菊池くん！！」

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