青のSP

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少し経つと数学の担当、一ノ瀬が教室に入ってきた。後ろの３人(真田、西田、市原)は授業と言うことを気にせず携帯を見ている。




一ノ瀬「……おい、真田！

いい加減にしろ！！」


真田「はぁ？今何つった？」


一ノ瀬「今は授業中だ、

騒ぐんなら教室から出ていけ！！」


真田「ははっ、マジで怒ってんじゃん！！」


一ノ瀬「よせ！真田！授業中だぞ！」


真田「うるせぇ、おら！」


「「きゃーー！！」」




真田は椅子を持ち上げ、川辺の横にある窓ガラスを割った。
市原は川辺に寄り添い、西田は必死に真田を止めようとするが一ノ瀬の挑発により、真田は怒り狂った。




一ノ瀬「お前の兄さんは優秀な成績でここを卒業していった。

なのにお前はそんな体たらくで恥ずかしくないのか！」


真田「…何だとおら！」


真田「兄貴は関係ねぇだろ！

勝手に比べんじゃねぇ！！」




真田が一ノ瀬のことを殴る！
と誰もが思い目を瞑るとそこにはスクールポリスが真田に手錠をかけた姿があった。
生徒達は驚きを隠せない

浅村が必死に止めようとしたがお構いなしに嶋田は真田を連れていく。




西田「大丈夫かな、一樹。」


「、、一樹、」ﾎﾞｿｯ


市原「どうなんだろ、、」


尾崎「おかしい」ﾎﾞｿｯ




尾崎は必死な顔で教室を出ていった。




佐々木「A、そこ赤くなってる。

これで冷やしな」


「……！ありがとう、、」


「どこでぶつけたんだろ、」ﾎﾞｿｯ


佐々木「いいえ、

多分驚いて尻もち着いたときだよ」


「そっか………」ﾎﾞｿｯ





その日は１日、真田が帰ってくることはなかった。

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