二話 ページ3
私は即座にあのとてつもなくかわいらしい女の子のところへ直行した。
『あのー。』
「なんでございましょう？」
天使。うん。名前も何も知らんけど。
『えっと、名前とか教えて欲しいなって.......』
「私は日下部みやびと申します！」
『すっごいおしゃれな苗字だね！あと、可愛い！』
「そうでございましょうか？」
『女子同士仲良くしてこ！』
「そうですね！」
ウ゛ッ(絶命)可愛い。みやびちゃんは私が守る！！そんなことを思いながら話してたら知らん男子が来た。いや、高1でさえも怪しい。うん。
多少ピリピリとしていた教室がもっとピリピリとした。怖い。
『みやびちゃんあれ誰？』
「あれは武田信玄でございます！」
『へぇ〜！物知りだねぇみやびちゃん。』
「そうですか？」
いや、初対面で名前知ってるってヤバくない？元から知ってたかもしれないけど。そして、ヤンチャ四人衆のリーダーらしき銀髪男子が武田君にちょっかいをかけに行った。
「お前、上杉とサシで勝負して勝てなかったらしいじゃねぇか！」
「川中島の戦いですね！！」
一触即発が似合う教室の中でみやびちゃんがおもちゃを貰った子供みたいに嬉しそうに立ち上がった。そして、即座に小柄男子が抑えた。いや、川中島ってどこ。
「あんときは警察が来てケリ付けられなかったんだ。」
「続けていればコチラが勝ったがね？」
「あ？じゃあその続きここでやるか。」
「僕は一向に構わんが.....」
武田くんはあのフード被ってる爽やか系イケメン男子と因縁らしきものがあるっぽい。お、何だ何だ(((((((
『ねぇ、みやびちゃんあのフード被ってる人は？』
「あの人は上杉謙信でございます！」
『なるほど....』
そんなことを話していたら武田君の意識は銀髪男子へと移った。
「てか、さっきから気持ちよさそうに喋ってるお前、名前なんてぇの？」
『うわ......』
絶対煽ってるだろ。銀髪男子を含めたあのヤンチャ四人衆は言葉を詰まらせてしまった。どんまい。自分でまいた種だからね。しゃーない。
しかし、あの銀髪男子はズボンを広げて武田君に近づいて行った。ヤバい。モモンガに見えてきた。我慢しろ門倉A。今笑ったら死ぬぞ。
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針鼠 - 初コメ失礼します。竹中君との絡みが欲しいです。 (2022年10月5日 22時) (
レス) id: 706a486dc6 (このIDを非表示/違反報告)
こえ(プロフ) - Theオタクさん» そうですよね。分かる方いて嬉しいです！ (2022年9月30日 22時) (レス) id: cd8003f908 (このIDを非表示/違反報告)
こえ(プロフ) - 小豆さん» コメントありがとうございます！！頑張ってやってみます〜！ (2022年9月30日 22時) (レス) id: cd8003f908 (このIDを非表示/違反報告)
小豆 - 初コメ失礼します｡竹中君が少しヤンデレ気味にしてほしいです｡ (2022年9月30日 22時) (レス) id: e072502e04 (このIDを非表示/違反報告)
Theオタク(プロフ) - わかるモモンガわかる↩︎ (2022年9月23日 11時) (レス) @page3 id: c8e5603f02 (このIDを非表示/違反報告)
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