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十三話 ページ16

さっきの戦いは当然のように上杉君が勝利した。すごいとしか言いようがない。教室に帰って来た上杉君に声をかけた。


『上杉君さっきのすごかったね!』


「ありがとうね。」


あの爽やかスマイルで答えられた。今日はいい事あるかもしれん。そう思いながら椅子に座ったたとんあの秘書さんが水晶をやってきた。


「一同 注目。」


「おはよう。」


あなたに挨拶されても嬉しくもなんともないんですよね〜。なんなら嫌なんですけど。


「今日から特進クラスに転校生が加わります。」


「フッ、急だな。」


「どうぞ。」


秘書さんに言われてはいって来たのはサングラスをかけた同級生とは全くもって思えない同級生だ。ホントにキミ高校生?


「徳川家康だ。」


秘書さんが帰っていくと同時に席に向かう。当然だけど。彼は坊主男子の隣に座った。坊主男子ドンマイ。
そして、あのヤンチャ四人衆が家康君に絡みに行った。


「おい!何だ?お前そのグラサン。」


「ゴミが目に入らないようにな。」


『花粉とかなってるのかな。』


そういうと今ちゃん幸くんペアが同時に叩いてきた。痛い。二人ともに対して睨むが今ちゃんは鼻で笑い、幸くんは無視した。おい。


「......おいてめぇ、こっち見ろよ。ビビってんのか?」


「ゴミをまじまじと見つめる人間がどこにいる?」


「ゴミだぁ?」


二人称ゴミて。くっそ失礼な人やないかい。大丈夫かよ私のJKライフ。


「やめましょうよ。あの......朝ですし。」


明智君が止めに入るけど、おそらくというか絶対に二人は聞いていない。そうすると豊臣君が制止に入る。


「まぁ〜まぁまぁまぁ、2人とも落ち着いて。どうしても言うなら、旗印戦で」


「旗印戦ね。いかにもゴミ共が喜びそうな催しだ。しかも、あの使い古されたボロボロの箒みたいな頭の奴がトップとは、高が知れている」


「......おやめ下さい。」


「お〜焼けた焼けた。」


「帆立今焼く?!」


「貴様、いい匂いを奏でるなぁ。」


学校でホタテ焼いていいのか?いいとしても自由過ぎね?そう思っていると武田君は教室の外へと出て行ってしまった。

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針鼠 - 初コメ失礼します。竹中君との絡みが欲しいです。 (2022年10月5日 22時) (レス) id: 706a486dc6 (このIDを非表示/違反報告)
こえ(プロフ) - Theオタクさん» そうですよね。分かる方いて嬉しいです! (2022年9月30日 22時) (レス) id: cd8003f908 (このIDを非表示/違反報告)
こえ(プロフ) - 小豆さん» コメントありがとうございます!!頑張ってやってみます〜! (2022年9月30日 22時) (レス) id: cd8003f908 (このIDを非表示/違反報告)
小豆 - 初コメ失礼します。竹中君が少しヤンデレ気味にしてほしいです。 (2022年9月30日 22時) (レス) id: e072502e04 (このIDを非表示/違反報告)
Theオタク(プロフ) - わかるモモンガわかる↩︎ (2022年9月23日 11時) (レス) @page3 id: c8e5603f02 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こえ x他1人 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2022年9月19日 13時

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