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#3 ページ4

【ななもり。side】

とりあえず俺が好きなビーフシチューを作る。

材料も在るし。

ただ何故〔お腹が空いた〕などを口にせずに座って居たのだろうか。

まぁ、何でも良いや。

そんな事を思いながら作業を進める。

何でも良いとか、どうでも良いとか他人に興味が無いから言える事で家族にもなっては酷いね。

それから何分か経って俺の好きなビーフシチューが完成した。

完成したビーフシチューをAのもとへ運んで行った。

 『…』

何も反応が無い。

自分の為に運ばれたと思って無いのか?

な「食べて良いんだよ?」

そう優しく言ったがさっきから体勢が変わらずに固まって居る。

今度は命令っぽく成るが食べて貰えるなら良いかな…

な「食べなさい。」

…やっぱり言い方がきつかったかな…

そんな事を思いながら目を逸らすとAは食べ始めた。

Aは食べるのが遅かった。

あまり握力も無い様子だった。

保護センターでもちゃんと食べれて居なかったのか?

見るからに細いからそう言う可能性も有り得なくは無いよね…

一時間位かけてAは食べ終わった。

 『…美味しかったです。』

 『…お兄ちゃん…』

な「///」

Aに初めてお兄ちゃんと言われたが、その時のAの表情が少し暗かった気がする。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

作者のぴぃす_です。

説明欄の編集を行いました。

再度ご確認下さい。

そして、オチも大体見通しが付きました。
少し安心為ております。

又、多くの方に読んで頂き幸栄です。

これからも何とぞ宜しくお願いします。

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作者名:ぴぃす_ | 作成日時:2021年4月16日 17時

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