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【ななもり。side】
あんな奴の記憶何て、記憶何て…
『たの?…ねぇ…』
な「あぁ、ごめんどうしたの…?」
『大丈夫ですか?さっきからずっと声を掛けてい
るんですけど…』
な「大丈夫。ちょっと昔の事を想い出しただけ。」
『なら良いんですけど…』
『ちょっと部屋の案内を為て欲しくて…』
あぁ、そうだ。何も為ていなかったな…
その件に関して。
な「じゃあ付いてきて。」
『はい!』
な「ここが洗面所。隣がお風呂で…」
そんな感じで部屋の場所を紹介した。
『教えてくれてありがとうございます!』
な「いえ…」
そう言ってAはリビングに在るソファーに座った。
俺は壁にもたれ掛かりスマホをいじる。
そろそろ1:00に成る。
そう言えばお昼ご飯食べて無かったなーと思いながらスマホを閉じる。
Aを見ると最後に見たときと一切体勢が変わらずにソファーに座っていた。
Aに静かに近付くとずっとお腹を鳴らして座っていた。
俺は何も言わずにキッチンに向かった。
何なら食べれるか…
とりあえず俺が好きなビーフシチューを作る。
材料も在るし。
ただ何故〔お腹が空いた〕などを口にせずに座って居たのだろうか。
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作者名:ぴぃす_ | 作成日時:2021年4月16日 17時