#11 家族編 ページ12
【Aside】
DNA…
七星優斗…
お兄ちゃんの名前…
七星恵…
お母さんの名前…
如何して検査したんだろう。
えっ…
DNA鑑定が一致して…ない。
どう言う事?
お兄ちゃんとお母さんってどんな関係なの?
家族じゃなかったの?
こんなの信じたくない。
怖い。
あっ…
もう一枚在る…。
何だろ。
DNA…
七星優斗…
七星健一…?
お兄ちゃんのお父さん…かな…?
こっちは…
一致してるみたい。
これ…どう言う事?
教えて…
分からない…
『お母さん…』
母「如何したの?まだ寝ないの?」
『聞きたい事が在るんだ。』
母「なぁに?」
『お兄ちゃんとお母さんって血が繋がってないの?』
母「…そんなことAは気にしなくて良いのよ。」
『…教えて。』
お母さんは一瞬下を向いた。
母「優斗は確かに私と血が繋がってないわ。」
『えっ、』
母「お父さんが違う女性と産んだ子でね。」
『…』
母「ごめんね驚かせちゃって…」
母「この話はまた後にしましょ。もう遅いんだし。」
そう言われた私は何も言い返せなかった。
驚きすぎて、
どうなっているのか分からなくって。
部屋に戻るとまだ手に付けて居ない紙があった。
何だろ。
手紙らしき物だ。
申請書?
お母さんの名前と…
井川…
私の元のお母さん…?
どう言う関係…なの?
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作者名:ぴぃす_ | 作成日時:2021年4月16日 17時