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第十七話 ページ18

風間さんが吹っ掛けたことで始まった模擬戦

結果はみんなの想像通り風間さんが1本も取らせず圧勝していた。このまままた風間さんが取って終わると思っていた最後の一戦

結果は引き分け。カメレオンの弱点を突き、レイガストで動きを止め弾を打ち込む。いい作戦だと思う。だが、三雲も考えて動くタイプだが、それは風間さんも同じ。そのため、風間さんも弾が打ち込まれる時に生まれる穴からスコーピオンで攻撃していた。

しかし、あの作戦を一戦目でやっていた引き分けにはなっていなかっただろう。今までずっとわざとではないだろうが負け続け風間さんの警戒が解けてきていた時に決行されたからハマった攻撃。

まだまだ荒削りだが、人のされて嫌なことをよく知っている。部隊で戦うようになれば、もっと活きてくるだろう。なにせ駒は空閑だ。もう一人も狙撃手ならば色々な手が使える。あとは彼が強くなればA級に今期で上がれるかもしれない。今期のランク戦は荒れそうだな。

風「勝負したければこちらまで上がってこい」

伊「あー!おれと模擬戦するって約束したのに!風間さん帰った!また今度やってもらお…」

思考の海に沈んでいたらいつの間にか風間さんはどっかに行ってしまった。悲しい。

空「いぐろせんぱいドンマイですな」

伊「模擬戦じゃなくでランク戦にしてポイント搾り取ってやる…」

烏「大人気ないですね」

伊「こっちが年下だから大人気なくないだろ」

烏「……そうですね」

伊「あ、お前今「大変だ!君たちのチームメイトが!」おおぅ嵐山さん」

烏「(助かった…)では先輩失礼します」

伊「おー、じゃあなー(あいつ逃げたな)」

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作者名:くさったたまご | 作成日時:2022年9月5日 6時

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