第十五話 ページ16
先日一人のボーダー入隊を巡って物騒なことが起きていたとは思えないほど平穏に入隊式はやってきた
忍「ボーダー本部長忍田真史だ。君たちの入隊を歓迎する。君たちは本日C級隊員……つまり訓練生として入隊するが、三門市の、そして人類の未来は君達の双肩にかかっている。日々研鑽し正隊員を目指してほしい。君たちと共に戦える日を待ている私からは以上だ。この先の説明は嵐山隊と、伊黒隊員に一任する」
「嵐山隊……!本物だ!」
「嵐山さん!」
空「おー相変わらず人気だなアラシヤマ」
伊「よお遊真元気にしてたか?」
空「おっ伊黒先輩お久しぶりです(三3三)センパイは前にいなくていいのか?」
伊「俺は人前に立つの嫌いだからね。面倒臭いし、いっつもここらへんに紛れてるよ」
空「そうなのか」
嵐「さて、これから入隊指導を始めるが、まずはポジションごとに分かれてもらう。攻撃手と銃手を志望する者はここに残り、狙撃手を志望する者はうちの佐鳥について訓練場に移動してくれ。」
佐「狙撃手組はこっちだよー」
伊「流石にもう前に出ないと怒られるな…じゃ、また後でな、遊真」
空「また後で、いぐろセンパイ」
嵐山による歓迎の言葉、B級隊員昇格のための条件などを説明しているうちに新入隊員達の間を縫って嵐山さんのいる前に向かった。
そのまま、説明が終わると移動し、仮想戦闘室へと向かい、そこで訓練の説明をする。説明ばっかでつまらない。何回聞けばいいんだこの説明…
そんなどうでもいいことを考えていると嵐山さんに呼ばれる。どうやらもう自分の出番らしい。ちなみにここで言う出番は昔から変わらず見本のことである。
伊「はぁ…こんにちはA級隊員の伊黒です。今から見本をするのでしっかり見ていてくださいニコ」
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ありがとうございます!
これからも皆さんの期待に添えるように頑張ります!
これからも「伊黒家のボーダー隊員」をよろしくお願いします!!
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作者名:くさったたまご | 作成日時:2022年9月5日 6時