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四十. ページ49

ガタン、ゴトンと列車は走り続ける。その音と共に、可愛らしい三つの寝息が聞こえてくる。





...スゥ、スゥ、スゥ






杏寿郎の肩には禰豆子の入った箱を背負った炭治郎。Aの肩には善逸。そして、二人の間には伊之助。




「....フフフッ。三人共寝ていたら本当にまだ幼い少年だね。」




「嗚呼。俺と君の子供ができたらこんな感じなのだろうな!」


周りの乗客も何故か皆寝ていて、静まり返る車内にハツラツとした杏寿郎の声が響いた。




「いきなりの発言にも、もうむせないから、!」



自分に言い聞かせるようにそう言ったAだったが、杏寿郎は訳がわからないとでも言いたげな眼差しでそんな彼女を見つめる。





「っあー、ごめんごめん!私の問題!そうだね、子供ね、、?きっと男の子は杏寿郎にそっくりだと思うなぁ!煉獄家の遺伝子強いもんね!」


そんな杏寿郎を見て謝り、早口でそう言った。



「俺は君に似た女の子も見たいな!ハッハッハ!」

ようやく彼女が自分の話にノッてくれたと満足気に答える杏寿郎。





「...うん、そーだね、、、スゥ、スゥ」
しかし、あまりこういったときに寝ないAが眠ってしまった。




体力に自慢がある彼女だが、昨日の疲れがまだ残っているのかもしれない。なんせ、昨夜は愛し合ったからな、と杏寿郎は微笑み、自分も何故か眠気に襲われ目を閉じた。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 煉獄杏寿郎 , かまぼこ隊   
作品ジャンル:恋愛
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朔夜@朔義(プロフ) - あの〜しのぶさんの苗字は蝴蝶ではなく胡蝶だと思います〜 (2020年7月28日 13時) (レス) id: a1901964d7 (このIDを非表示/違反報告)
Sunny(プロフ) - かのんさん» 作品を読んで頂き、ありがとうございます。今確認して間違っているところを分かる限り、直しました。変換の段階でミスしてしまっていたようです。ごめんなさい。ご指摘ありがとうございました。 (2020年4月29日 15時) (レス) id: d269d8a8e1 (このIDを非表示/違反報告)
かのん - 蜜璃ちゃんは密ではなく蜜だと思います (2020年4月29日 13時) (レス) id: 828a7545ca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひよこ | 作成日時:2020年4月5日 22時

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