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115. ページ15











「Aー、一緒に帰ろー!ってまだ日誌書き終わってないの?笑」









掃除も終わり3,4人しか残っていない教室に響き渡る華海の笑い声。









「すっかり忘れてて、」

華海 「早く終わらせてよねー?」

「あ、華海は先に帰ってていいよ?」

華海 「え?」

「ほら、」









奥のドアでキラキラと目を輝かせてこっちを見ている井上。









華海 「ごめんね、笑」

「全然全然!」









じゃあねーと幸せそうに帰っていったふたりを見送ると教室に1人になっていた。









“欠席 1名 伊野尾 慧”









今日も休みの彼、会いたいけれど今の私には丁度良かった。



















最後まで書き終え大きく伸びをする。

ふと目に入る彼の席。

たまにしか座られない椅子、たまにしか使われない机が少しさびそうに見えて慧の席まで歩み寄る。







少しふれると堅く冷たい感触が伝わってくる。

ただの椅子と机なのに慧が使ってるだけでこんなにも愛おしく感じる。




やっぱり彼が好きで好きで仕方がないんだ。









そんなことを考えていると、
突然、ガラガラと予想外の音が聞こえた。









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作者名:向葵 | 作成日時:2018年1月7日 22時

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