続き ページ12
私はプレゼントを宵崎さんに差し出しながら言う
『あ、えっと、、お、お誕生日おめでとう、ございます』
宵崎さんは少し唖然としているように見える
「こ、これもらっていいの、、？」
『え、、？はい、』
「これ、Aが用意してくれたの、、？」
『ま、まあ。あ、でもいらなかったら捨ててください、、』
すると宵崎さんの目にだんだんと涙が溜まっていく
『あ、え、だ、大丈夫ですか、、！どこか痛いですか、、？』
するともっと涙をつのらせていってしまう。
ど、どうしたのだろう、、あ、もしかして料理、、？やっぱり美味しくなかったかなあ、、
するとやっと宵崎さんが口を開く
「ご、ごめッ、んな、ッさい、、」
え、、、、、、、、、、、、？
今謝った、、？
と、思考停止していると宵崎さんが抱きついてくる
「ごめんなさい、、！私、私、、！」
ただただ泣きじゃくっている宵崎さんに、どうすれば良いものか、と頭を悩ませる
『えっと、ど、どうしたんですか、、？とにかく落ち着きましょう、、』
すると泣きながらコクコクと頷く
まだ、私にくっついている宵崎さんと共にソファに座る
『そ、それで、本当にどうしたんですか、、？』
「私、ずっと前からAにひどい態度とってることに後悔してるのに、それなのに、続けてAを傷づけた、、！謝る資格もない、、、なのにAが私の誕生日まで祝ってくれて、、それなのに私は、、！」
そして宵崎さんがひたすら、ごめんなさい、ごめんなさい、、と泣きながら謝ってくる
「本当はAの料理、大好きだよ、、！不味いなんて嘘だよ、、！ずっと、ずっと私はAの優しさに甘えちゃって、それで、、！」
と、必死に訴えてくる。私が悪いのに、、
「でも、最近のAが凄く辛そうに見えて私と一緒にいることが苦しいんじゃないかと思って、出て行けなんてひどい事言っちゃった、、！ごめんなさい」
「だから、少しの罪滅しとしてサークルの皆とAを救えるような曲を作った、、そんなことで私の罪が消えるわけでもAの辛さが消えるわけでもないのに、、」
あれ、、？宵崎さんの声が、、、遠ざかっていく、、？ああ、ダメだ、、宵崎さんの前では一度も倒れたことがないのに、、また、迷惑を、、、、
ﾊﾞﾀｯ
「A、、！」
宵崎さんが駆け寄ってくるのを見たのを最後
私の意識はまたも途切れた
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yｕzｕ - ゆのりさん» 寧々ちゃんですね！任せてください！コメントありがとうございました！ (2023年1月21日 20時) (
レス) id: b5df3f179d (このIDを非表示/違反報告)
ゆのり - コメント失礼します。草薙寧々ちゃんバージョンを書いて欲しいです。この作品大好きなので！できたらよろしくお願いします (2023年1月21日 14時) (レス) id: b9e070215e (このIDを非表示/違反報告)
yuzu - RAINさんさん» 分かりました！頑張ります笑 (2023年1月17日 1時) (レス) id: 3e5ad7b317 (このIDを非表示/違反報告)
RAINさん(プロフ) - yuzuさん» わざわざありがとうございます！夢主の性別はいつも通り女性で大丈夫です！作者さんの思いのままに書いちゃってくださいwよろしくお願いします🙇 (2023年1月17日 0時) (レス) id: f13e99bc99 (このIDを非表示/違反報告)
yuzu - RAINさんさん» 了解です！リクエストありがとうございます！あ、夢主の性別はどちらにしますか？ (2023年1月16日 13時) (レス) id: 3e5ad7b317 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuzu | 作成日時：2022年6月11日 19時
