【第4話】 ページ7
な「……その情報は的確なんだね?」
俺の問いかけに、るぅと君は黙って頷いた。
俺は、ドクドクとうるさく鳴る心臓を必死で落ち着かせようと、ふぅ、と息をついた。
キャッツアイが、ついに賢二郎さんの娘であるAちゃんを殺しに来る。
俺の中で、賢二郎さんの言葉が甦った。
"だから、娘を守ってくれ。これが俺からの最後のお願い……いや、依頼だ。"
……やるべき事は、分かっている。
な「Aちゃんの通ってる学校は特定済みだよね?」
る「はい。」
な「取り敢えず、皆で集まろうか。一旦リビングに集合かけよう。」
俺がそう言って立ち上がると、るぅと君も俺を追うようにして立ち上がった。
る「じゃあ、僕部屋にいる人達呼んできます!」
な「うん、よろしく。るぅと君情報ありがとね。」
俺が部屋から出て行こうとするるぅと君の背中に向けてそう言うと、るぅと君はこちらを振り向き、「はいっ!」と力強い眼差しで頷いた。
俺もそれに頷き、リビングへ向かった。
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くりボッチ - 続き気になるので頑張ってください!!無理しないでくださいねヽ(´ー` )ノ (2021年8月2日 19時) (レス) id: 7d59f0ef3f (このIDを非表示/違反報告)
赤猫君。(プロフ) - ひなさん» 続き気になる...更新楽しみにしてますよ!!!応援します! (2019年10月13日 22時) (レス) id: 8740c32d82 (このIDを非表示/違反報告)
あおい - すごい面白いですね 次の更新も楽しみに待っています (2019年9月16日 21時) (レス) id: 8a1a177507 (このIDを非表示/違反報告)
運子 - 何でこんなに面白いんですか?え?何で?何でだよオ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙。。。スイマセン (2019年7月30日 0時) (レス) id: 794c83e2e4 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん丸 - え????おもろい( ゚д゚)更新がんばってくださぁぁぁぁぁぁぁぁぁい! (2019年7月26日 18時) (レス) id: bd2dd5a67e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひな | 作成日時:2019年4月22日 16時