君を忘れるために【紫】3

解決のその後に　黄side ページ27

ふっかに解決したよって、俺からも連絡を入れたけど。
返事は返ってこなかった。

っていうか、あいつ。
一応、Aさん連れて帰るて言って、家に連れ込んでたけど。
目黒と大丈夫かな？とかいろいろ考えた結果。

電話したけど、切られた。


岩「……阿部、切られたんだけど」
阿「ふっか？」
岩「うん」
阿「まぁ、頑張ってるんじゃない？」
岩「変な方向に進んだりしないよね……」
阿「動機が動機なだけにふっかもキレそうだしなー。
　照、なだめる自信ある？」
岩「俺はない。というか、さっきも手が出そうだった」
阿「だよねぇ……正直、俺だって嫌だったもん」
佐「阿部ちゃん、照、俺、あんまりよくわかんなかった」
阿「佐久間はねー、にこにこしててくれたらそれでいいのよ」
佐「むー」
3人で話していても、きっとどんな方向に進むかなんて分からないし。
これ以上Aさんが傷つけられるようなこととか、
メンバーが巻き込まれることはなさそうだったから、
見守ることにして、俺たちも仕事に向かうことにした。

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