詰められる距離と心の隙間 ページ39
目黒くんとのご飯はわりと穏やかに進んだ。
何でか知らないけど、対面じゃなくて隣に座ってきたのは
どういうこと！？ってなったけど。
でも向かい合わせでずっと顔を見るよりも、ちょっと近くで
体温が分かるくらいの方が緊張しないというか。
そういうところはありがたかった。
「このシチュー、家の味って感じがして好きかも」
「え」
「こっちのローストビーフとシチューが今回は一番好きでした」
「そっか」
「家でも食べたいな」
「持って帰る？」
「これ、Aさんが作ったやつでしょ？作りに来てくれる？」
「なっ……目黒くんの家には行かないです！」
「残念。流れで良いよって言ってくれるかと思ったのに」
「さすがに目黒くんの家に女子は許されないと思うので」
「そんなに警戒しなくても」
「警戒は！し過ぎるくらいがちょうどいいの！」
そう言うと、そういうところも面白いですよねー。って
ご飯をもぐもぐ。
結構たくさん食べてくれるのが嬉しい。
「本当にこんなのでよかったら、持って帰る？」
「え？マジでいいんですか？」
「うん……」
そう言うと準備は後で良いから。と、がっちりホールドされて。
バックハグの状態になる。
まっすぐ飛び込んでこられるのはずるい→←誰が相手でも遠慮はしないと決めた 黒side
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ひな(プロフ) - きらさん» きらさん、教えて下さりありがとうございます！スマホで更新した際に触れてしまったようです。解除しました！ (2023年2月3日 11時) (
レス) id: d3c82ded38 (このIDを非表示/違反報告)
きら(プロフ) - オリ.フラ立ってますよ！違反報告されてしまう前に解除お願いします (2023年2月3日 10時) (レス) id: 0df082814a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひな | 作成日時：2023年2月1日 17時
