乃木坂4期生短編4

おとなり／さくちゃん ページ35

遠藤side


一目惚れだった。

一目見た瞬間、私のものにしたいって思った



だから彼女の推しメンを知った時は、


梅｢Aちゃんの推しメンは誰ですか？｣

A｢賀喜遥香さんです！｣

賀喜｢え〜うれしいおいで〜｣

A｢やった〜｣



少し、いや結構嫉妬した



遠藤｢Aちゃん、今日この後夜空いてたりする？もしよかったら…｣

A｢ごめんなさい、！今日は賀喜さんとご飯に行く約束があって、、｣



そう簡単にはうまくいかないよね、




それから少しして、


今日は選抜発表。




選抜発表特有の重い空気が一室に漂う。

特に5期生は初めてこの雰囲気を経験するんだからきっとただ事ではないはず



順番に名前が呼ばれてありがたいことにフロントで私の名前も呼ばれた。


残っているのはセンターの位置だけだけどもう既に山下さんもかっきーも呼ばれているし、



───センター 立川A





名前を呼ばれた瞬間、彼女の瞳が揺れる






コメント撮りのあと声をかけようと思ったら、終わると直ぐに廊下へ走っていってしまった。

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