シュークリームが6個 ページ8
倉庫にて＿＿＿＿
暗闇の中、本を読んでいる太宰にエリナは話しかけた
『太宰さん、何読んでるんですか？』
太宰「いい本」
『こんな暗い中でよく読めますね』
太宰「目は良いから。それに内容は全て頭に入ってるし」
『？じゃあ何で読んでるんですか？』
太宰「何度読んでもいい本はいい」
『そうですか』
よくわからない、といった様子でエリナは相槌を打った
敦「本当に虎はここに現れるんでしょうか」
太宰「現れる」
敦は心配な様子で太宰に聞いたが、太宰は確信がある様子でそう断言した
太宰「心配いらない。虎が現れても私の敵じゃないよ。こう見えても武装探偵社の一隅だ」
自信を持っている太宰に対し、消極的な敦はどんどん沈んだ考えになっていった
敦「すごい自信ですね。なんか羨ましいです。僕なんか孤児院でもずっとダメな奴って言われてて…その上、今日の寝床も明日の食い扶持も知れない身で…確かにこんな奴がどこでのたれ死んだって誰も気にしない…いや、いっそ虎に食われて死んだ方が…」
『そんなことないよ』
敦「エリナちゃん…」
そんな敦をエリナは真正面から否定した
『敦くんは良いやつだし、僕は君みたいないい人と友達になれて良かったと思ってる』
『だから、シュークリームでも食べて元気出して』ﾌｧｰﾝ
敦「いや、シュークリームはもう良いかな、、」
太宰「さて、そろそろかな」
太宰が、読んでいた本を閉じたと同時に、奥から物音がした
敦「今奥で物音が！きっと奴ですよ太宰さん！人食い虎だ！僕を食いに来たんだ！」
太宰「落着きたまえ敦君。虎はあんな所からは来ない」
そう云いながら太宰は立ち上がり、勿体振ったように話しだした
太宰「そもそも変なのだよ＿＿＿＿」
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皆様！“異能力者と筋肉系少女”をご愛読頂き、誠にありがとうございます！
そしてなんと！お気に入り登録が50人を突破しました〜！
いやー、今迄で初めてなので目茶苦茶喜んでます！
皆様には感謝しかありません、、(泣)
そしてもう一つお知らせを、、
そろそろテスト週間に入り、勉強に明け暮れる日々が続くので、更新頻度が遅くなる可能性が有ります
テストが終わればまたじゃんじゃん投稿していきます！
ということで、此れからも“異能力者と筋肉系少女”を宜しくお願いします！！
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ひなた(プロフ) - おもちさん» わー！嬉しいです〜！ｱｯ､ﾊﾞﾚﾀ…名前を他の小説と統一させたらこんなことに…やっぱ変えたほうが良いですよね🤔急いで変えてきます！ (2月24日 17時) (
レス) id: 2b36aa07ec (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - 好きです！デフォ名が結月…カタカナジャナインデスネ（） (2月24日 17時) (レス) @page5 id: 5bc35aaa21 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - ただのバカですさん» うわぁ〜！そんな風に言ってもらえて嬉しいです😊私も中也と戦ったらどうなるのかな…🤔と思ってます笑 此れからも宜しくお願いします！ (2月14日 7時) (レス) id: 2b36aa07ec (このIDを非表示/違反報告)
ただのバカです(プロフ) - めちゃ好きです！面白くて話を読む度わくわくしながら読んでます！中也といい勝負しそうだなと想像してます…笑続き楽しみに待っています！🥰 (2月14日 1時) (レス) id: 14327d4944 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - ルマさん» コメントありがとうございます！そんな風に言ってもらえて嬉しいです〜😊此れからもよろしくお願いします🙇♀ (2月6日 7時) (レス) id: 2b36aa07ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひなた | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hinataichi1/
作成日時：2024年1月28日 22時
