シュークリームが12個 ページ14
太宰「これから向かうのは、その仕事を紹介してくれる保証人さんの所だよ」
『その仕事ってなんですか？』
太宰「着いてからのお楽しみ。ま、ちょっとした試験はあるかも」
敦「えっ！試験！？」
試験、と聞き二人は少し不安になった
敦は孤児院の出で、エリナは学校に通っているものの勉強面は良いとは言えないからだ
太宰「二人共、字書ける？」
敦「一応…読み書きくらいは…」
『ある程度は』
太宰「なら大丈夫だよ！」
太宰のその一言に二人は安心した
太宰「私に任せておけば万事大丈夫！なぜなら私は太宰！社の信頼と民草の崇敬を一身に浴す男だから」
その時、3人の側に国木田が現れ、太宰を叱った
国木田「こんな所におったか太宰！この包帯無駄遣い装置がァ！」
太宰「はあぁぁ！く…国木田くん…今の呼び名…やるじゃないか…」
太宰は国木田の渾名に、傷付いた様な素振りを見せ乍ら退いた
国木田「何が社の信頼を一身に浴す男だ！お前が浴びてるのは文句と呪いと苦情の電話だ！」
太宰「え〜私がいつ苦情なんて受けたのさ〜」
太宰がそう云うと、国木田は咳払いをして話しだした
国木田「8月某日入電。“お宅の社員さんが、海岸の漁業網に引っかかってるんだけど、引き取ってくんない？” 9月某日入電。“うちの畑に変な人が埋まっとったんだが、そちらの同僚さんかのう？”」
国木田「某月某日入電。“うちの飲み代のツケちゃんと払ってくださいね。半年分です”」
『国木田さんって色んな声を出せたんですね』
太宰治「そんなバカな！国木田君がこんなにモノマネが上手いなんてぇ！」
国木田「貴様ァ！人を愚弄するのも大概にしろ！」
太宰の首を締め乍ら叱っていると、ハッとしたように云った
国木田「あ、そうだ！太宰のバカを相手にして一分も無駄にしてしまった。探偵社に急ぐぞ！」
太宰「何で？」
国木田「緊急事態だ！爆弾魔が人質を取って探偵社に立てこもった」
✡✡✡✡✡
よく考えたらマッシュルの世界って日本語じゃなかったよな……とか思ったんですけど…
難しいことは辞めよう！ということで、エリナちゃんは日本語の読み書きができる程で行きます
他にも色々変なところは有りますが、、IQ3位にして読むのがお勧めです
あと、お気に登録87人有難う御座います！！
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ひなた(プロフ) - おもちさん» わー！嬉しいです〜！ｱｯ､ﾊﾞﾚﾀ…名前を他の小説と統一させたらこんなことに…やっぱ変えたほうが良いですよね🤔急いで変えてきます！ (2月24日 17時) (
レス) id: 2b36aa07ec (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - 好きです！デフォ名が結月…カタカナジャナインデスネ（） (2月24日 17時) (レス) @page5 id: 5bc35aaa21 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - ただのバカですさん» うわぁ〜！そんな風に言ってもらえて嬉しいです😊私も中也と戦ったらどうなるのかな…🤔と思ってます笑 此れからも宜しくお願いします！ (2月14日 7時) (レス) id: 2b36aa07ec (このIDを非表示/違反報告)
ただのバカです(プロフ) - めちゃ好きです！面白くて話を読む度わくわくしながら読んでます！中也といい勝負しそうだなと想像してます…笑続き楽しみに待っています！🥰 (2月14日 1時) (レス) id: 14327d4944 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - ルマさん» コメントありがとうございます！そんな風に言ってもらえて嬉しいです〜😊此れからもよろしくお願いします🙇♀ (2月6日 7時) (レス) id: 2b36aa07ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひなた | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hinataichi1/
作成日時：2024年1月28日 22時
