綾村(外伝ネタバレ含む!!) ページ7
綾「辻村くん。」
辻「…はい。」
綾「君は何をしているんだ?」
辻「えっ!?!?いや、その、これは…。」
綾「何をしているのか。答えろ。」
辻「先生が言っていたメイド服という物が気になって…。着てみました。」
綾「ほう。(妖艶な笑み)漸く俺だけに尽くす気になったか?」
辻「断じて違います!!!…。でも…。」
綾「でも?」
辻「…。珈琲を入れたり、現場に同行したり…。そう言うのは監視役としてではなく、
…。最近では、綾辻先生の為だ、って、喜んで欲しいって、褒めて欲しいって、思って、ます…。(声が小さくなっていく)」
綾「…。(意外そうな顔をする)」
辻「い、今のは無しです!!念のため言いますが、私は先生のメイドでは…っ!?!?」
どさっ
綾「随分と可愛い事をする様になったな。そんな事、誰に教わったんだ?」
辻(手、手が、恋人繋ぎ…!?ち、近い!!)
綾「目を逸らすな。深月。」
辻「ヒャいいぃい!?!?」
辻(い、今、深月って!名前、で!?!?)
綾「ふっ。(鼻で笑う)つくづく君は慣れていないな。」
辻「慣れてって!?!?」
綾「ほら。ちゃんと『御主人様、私にご褒美を下さい』って言えたらご褒美をあげよう。」
辻「…。御主人様。私にご褒美を下さい。(上目遣い)」
綾「…っ。いいだろう。ご褒美だ。」
辻「…。?」←キスされるかと思ったが来ない
綾(ニヤ)
辻「ーっ!!先生!!」
綾「俺は知らない。欲しけりゃ強請ることだな。」
辻「そんな…。」(シュンとする)
ちゅっ
辻「?…へ?」
綾「(ニヤ)やっぱり君はいい玩具だな。さっきの表情、中々良かったぞ。」
辻「…んもおおおお!!!このドSがあああああ!!!」
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
安吾「入りづらい…。」
綾辻先生ラブです…。からかわれてる辻村ちゃんもラブです…。
綾村2。何処かで綾村日記というものをちょくちょくあげてるのでよければ。→←鴎中
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作者名:赤珠(元 チョコうさ。) | 作者ホームページ:http://flower1218
作成日時:2018年3月20日 18時