【旧双黒】旧双黒がなんやかんやするだけ。【ギャグ】

続き。 ページ28

「……痛っ。」



今日も失敗だ。



わざわざ自分に鎖までつけたのに、海の底に沈めず、挙げ句の果て、流れてきた木片で腕を切ってしまった。



鎖の重みで歩くことさえ億劫で、腕はただただ痛い。



「はぁ…。最悪だよ。」



「おーおー。何やら手間な事してんじゃねえか。」



「…更に最悪だ。君にこんな所を見られてしまうとはね。」



「ざまぁねぇなぁ。」



よっと。と中也は元からいた岩から飛び降り、太宰に巻き付いていた鎖を蹴り離した。



そして、負傷した腕を丁寧に治療した。



「出来たぞ。はぁ。てめえの性で無駄な時間を過ごしちまった。」



「…何でこんなことしたのさ。」



「機嫌が悪そうだなぁ？おい。」



「勿論だよ。いつものは失敗するし、君に見られて治療されるし。」



「確か…。例の行為の主義者だったな。てめえは。ハッ。てめえの主義を曲げて、すまなかったなぁ？」



「…いつか絶対〇してやる。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「はぁいお疲れー！ありがとう谷崎くん(この世界でも谷崎くんは18歳です)。」



「なぁ。たかが台詞言うだけでこんなに時間かけて何の意味があったんだよ。ほら茶だ。」



「急に太宰さんに呼ばれたときは何事かと思いましたよ…。あっ、ありがとうございます。」



「いやね、こう言うのは力いれたいじゃん。本格的にしたいじゃん？」



「俺は疲れたよ。急に原作に引き戻されてよぉ。」



「歴史馬鹿さん。二回目のリクエストありがとう。良ければ私とお茶でも「やめんかい」」



「疲れただろう谷崎くん。ご飯でも食べにいこうか。中也のお金で。」



「はぁ！？てめっ、ふざけんなよ割り勘だろがぁ！！」



「いやね、今金欠なのだよ。」



「だからって人の金で奢らせるなよ！！」



「僕…此処にいていいのかな。」

【リクエスト】理想。→←【リクエスト】黒の時代でシリアス。

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