【文スト】あの電子音に文豪達を。~more sounds~【ボカロ】

~一言目~ 未来の俺…？ ページ11

〜中原(学生)side〜

“ドッペルゲンガー”は俺に指を指して、話し始めた。

？「見た所、お前はやっぱり餓鬼のままで、俺は少しだが正直言って幻滅したな。

だって、お前が大好きな、アニメに漫画にゲーム。なんでも成長してるし。

お前のやり方はきっと、間違いではねえが、苦労は付き物で、別に何か説教したい訳ではねぇんだ。

って聞いてんのか？」

その言葉でハッと我に返った。何か説教の様に聞こえて、つい寝始めてしまう所だった。

てかなんで此奴俺がアニメとか好きなの知ってんだよ。

？「なんでって顔してるな。理由は簡単。実は俺はさ、未来のお前なんだよ。」

…。は？

なんだ？説教の次はなにかのSL妄想か？

俺は少し硬い顔をして、目を逸らした。

中(現)「この話、信じられる…

よな？

な？

な？

な？」

“ドッペルゲンガー”は目を細めたかと思えば、今度は目を見開き、俺に予告をした。

~二言目~ 未来の俺は。→←~零言目~ 事の発端

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