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ヤバい
夏休みまで1週間切ったのに、バイト見つかってない
焦りから、スマホを開いてバイトの求人を探してみた
「はぁ……」
あぁ、なんで今日授業午後からいれちゃったんだろう
梨沙子と佑亮は大学の図書館で、夏休みの課題をしにくるらしい
私も授業終わってから合流する予定
「あ、Aちゃんもこの授業取ってたんだ」
そう言って、小笠原先輩が私の横の机にカバンを下ろした
「あ、こんにちは」
「こんにちは。隣いい?」
「はい」
この授業、経済で取ってる人少ないのにな
いつも通りニコニコしている先輩
最近ふと気づいたのだけど、私は先輩の笑顔が途切れた瞬間を見たことがない
「俺の顔に何かついてる?」
「い、いえ。」
小笠原先輩は景色を眺めるみたいに私を見つめた
なんだか、暗く底を見つめるみたいで………
怖い
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作者名:はに | 作成日時:2017年12月28日 1時