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目を瞑る ページ33
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「…A?」
「う、」
「おはよA。昨日はありがとう」
寝起きの頭に、梨沙子のお礼が染み込むようにスっと入ってきた
「あ、そっか。うん、」
身体を起こすと、梨沙子がローテーブルに乗っていたビニール袋をひっくり返しておにぎりを出した
「佑亮、帰ったみたい。朝方に」
「え?あ、そうなの…?」
昨日佑亮と話しているうちに私寝ちゃってたんだ
「私昨日爆睡しちゃった。久しぶりにゆっくり寝られた」
「いつも寝れないの?」
「う〜ん。ちょっと寝付きが悪いくらいかな、」
相当ストレスが溜まってるな
ストーカーだなんて、夜も安心して眠れない
「A、帰らなくて大丈夫?9時回ってるけど」
「あ、本当?じゃ、そろそろ行くね。」
梨沙子からおにぎりをひとつ貰って、部屋を出た
「じゃ、今日もちゃんと見張るからね。また後で」
「ありがと!後でね」
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作者名:はに | 作成日時:2017年12月28日 1時