検索窓
今日:9 hit、昨日:7 hit、合計:65,490 hit

目を瞑る ページ33

____________________




「…A?」

「う、」

「おはよA。昨日はありがとう」



寝起きの頭に、梨沙子のお礼が染み込むようにスっと入ってきた





「あ、そっか。うん、」



身体を起こすと、梨沙子がローテーブルに乗っていたビニール袋をひっくり返しておにぎりを出した




「佑亮、帰ったみたい。朝方に」

「え?あ、そうなの…?」



昨日佑亮と話しているうちに私寝ちゃってたんだ





「私昨日爆睡しちゃった。久しぶりにゆっくり寝られた」

「いつも寝れないの?」

「う〜ん。ちょっと寝付きが悪いくらいかな、」








相当ストレスが溜まってるな

ストーカーだなんて、夜も安心して眠れない









「A、帰らなくて大丈夫?9時回ってるけど」

「あ、本当?じゃ、そろそろ行くね。」



梨沙子からおにぎりをひとつ貰って、部屋を出た









「じゃ、今日もちゃんと見張るからね。また後で」

「ありがと!後でね」

.→←.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (64 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
264人がお気に入り
設定タグ:超特急 , カイ , 小笠原海
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:はに | 作成日時:2017年12月28日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。