【wrwrd】休憩所【短編集】

プレゼントPart１ ページ36

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ロ「あ！ゾム！先にプレゼント渡しおったな！？」

ゾ「ええやん。サプライズや、サプライズ」


あ、あれプレゼントだったんだ。

(痛かったけど)後でありがとう言わないと…。


ロ「大先生！俺からも、はい！」


ロボロがくれたのは、プリザーブドフラワーだ。

中の花、何だろ？

可愛い花だなぁ……。


ロ「それね、リナリアっていう花なんだ〜！気になったら調べてみて？」

鬱「うん、わかった。ありがとう！」

ゾ「…ロボロ、お前積極的過ぎひん？」

ロ「ええねん、伝われば何でも」


？？？？さっきから何の話をしてるんだ？


鬱「ゾムもありがとう！」

ゾ「お、おぅ…///」

コ「大先生ーーーー！！！！こっちこっち！！」

鬱「今行くー！じゃあまたね、ロボロ、ゾム！」


僕はシッマ、シャオちゃん、ショッピ君のところに向かった。

３人もそれぞれ何か持ってる。

シッマのは何か分からんけど警戒してまう…。


シ「ほれ、やるよ」

鬱「あ、ありがとう…。わぁ！ネックレス！」

シ「ブーゲンビリアのネックレスや。綺麗やろ？」

鬱「うん！すごく嬉しい！」


まさかシッマがこんな綺麗なプレゼントをくれるなんて…。

嬉しいけど意外すぎるやろ。


シ「大先生、俺の目には何も写っとらんかもしれん。でもな…」


シッマが僕に歩み寄り、腰を抱いて来る。

頰を触る大きな手からは、微かな温もりを感じる。


シ「お前だけはハッキリと見えとる。俺には…お前しか見えない…」

鬱「((カアァァァァ〜〜ッ っ〜〜〜〜//////////」


狡いよ……そんなん言われたら照れてまう…。


シャ「っ…ん"っ！！離れろよ！！！」

コ「いででででで！！！離せやシャオロン！！！」

シャ「煩い！黙っとけ！！……大先生、俺からはコレや」


シャオちゃんからは青い花が入ったハーバリウムだ。

いやいや、こっちも意外過ぎるわ。


シャ「俺のはネモフィラっちゅう花やねん。可愛いやろ？」

鬱「うん、ありがとう！…綺麗…」


本当に綺麗…。

青くてちっちゃくて可愛い。


ショ「あのー…俺忘れないでもらえます？」

鬱「あ、ごめん…」

ショ「俺からはコレ、どうぞ」

鬱「わぁ…！！」


ショッピ君がくれたのは時計だ。

青い革のベルトに、スケルトン仕様の盤。


ショ「大先生、時計買わないと思って」

鬱「うっ…あ、ありがとう…」


ず、図星突かれた…。

でもありがたいことに変わりはない。


ひ「大ちゃん、ちょっといい？」

鬱「うん！」

プレゼントPart２→←大ちゃんおめでとう！！！

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