にぎやかな家族 ページ6
がちゃ、とドアの開く音がして数人の声が聞こえてきた。
「誰か来てるー」
「新しいハウスキーパーさんじゃないんですか？」
「かわいい人だといいっすねぇ」
全部聞こえてるよ…
この声は…
「お帰り〜、ヌナたち来てるからちゃんとご挨拶して〜」
ｼﾞｪｼﾞｭﾝに促されて3人の息子たちがぞろぞろとやってきた。
「初めまして、ﾕﾁｮﾝです」
「ｼﾞｭﾝｽです！よろしく！」
「ﾁｬﾝﾐﾝです、よろしくお願いします」
「お帰りなさいませ。新井です、よろしくお願いいたします」
「お帰りなさいませ。佐伯です、よろしくお願いいたします」
深々と頭を下げると、ｼﾞｪｼﾞｭﾝに
「呼び捨てで構わないし、丁寧語も禁止〜！
新井ひろみヌナと、佐伯Aヌナだよ。みんなまとめてよろしくね！」
「呼び捨てできませんよ…」
「じゃあどうしようか…じゃあ、ぼくが雇い主だからぼくは旦那様！」
ユノが得意げに言うと、
「じゃあ、おっれは奥様！」
奥様でいいの、ｼﾞｪｼﾞｭﾝ…
「じゃあ、おれたちはさしずめ坊ちゃん、ですかね〜」
にやり、としながらﾕﾁｮﾝが言う。
坊ちゃん…
「ﾕﾁｮﾝ坊ちゃま、ｼﾞｭﾝｽ坊ちゃま、ﾁｬﾝﾐﾝ坊ちゃま。
これでよろしいですか？」
オンニがにっこりしながら三人を見つめると、
「うわぁ…むず痒い…」
「ヌナ、ヌナたちがいつもぼくらを呼んでいる呼び方でいいですよ」
ﾁｬﾝﾐﾝにそういわれたけど…
まさか、ゆちょ、ジュンちゃん、ちゃみとは呼べませんがな…
「ワタシたちもお仕事です。お名前にさん付けでお呼びしますね」
「つまんなーい」
つまんなくないよ、ジュンちゃん…
ほんと、お仕事だからね…
そういう話をしながら、三人の息子たちの部屋もめぐりキッチンやバスルーム、そのほかの部屋も見せてもらった。
「共有部分のお掃除や管理はヌナたちにお願いするよ。あと、個々の部屋の管理はそれぞれに任せてるけど、ヌナたちにお願いすることもあると思うからその時はよろしく」
「かしこまりました、奥様」
ｼﾞｪｼﾞｭﾝは満足そうに微笑んだ。
「一応、冷蔵庫はそれなりに入ってると思う。絶対食べられたくないものには名前を書いてねｗ今日はみんなでヌナたちの歓迎会をしよう！」
「わーい、やったぁ」
「ヌナたち、何が食べたいですか？」
「ぴじゃ！ぴじゃがいい！」
「お前らの歓迎会じゃないんだぞ〜」
かくして、新しい職場での生活が始まった…
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みーさん - 家族神起……！登場人物みんな可愛すぎて🤦♀️ (2023年4月4日 4時) (
レス) @page8 id: 6d005062af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひなた | 作成日時：2018年11月23日 12時
