bridal veil【2j3j】 (ページ9)

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#5 保健室と親友 1 ページ9

#5 保健室と親友 1

『……ﾝｯ』

美緒「！陽菜！！」

『み、お？』

美緒「良かったぁ、陽菜が学園長室で倒れて保健室に居るって聞いて心配したんだよ？」

どうやら私が倒れた後、叔父様が私のことを保健室まで連れて行ってくれたらしい

『そっか、ごめんね？美緒』

美緒「ううん、無事で良かった！！」

目の前で笑う可愛らしい女子生徒は2－A組の"橘美緒"。私の大切な幼なじみであり親友だ。美緒は治癒魔法の持ち主で、その優秀さが認められA組に所属している。そして、叔父様以外で私が花魔法を所持していることや私の秘密を知っている唯一の人物だ

美緒「それで、どうだったの？」

『A組への移動と…生徒会に入れって言われた』

美緒「やっぱりそうなるかぁ…

…ん？生徒会に入れって言われた？」

『うん、』

美緒「え、いやマジで！？A組への移動は正直いつか言われるだろうって思ってたけどまさかの生徒会に入れは予想外だわ！！」

『私も、ちょっと予想外。』
『ま、どっちも承諾するつもりはないけど』

美緒「…陽菜」

『ん？』

美緒「私、その話受けた方がいいと思うの」

『…………え？』