２２ どこまで？ ページ23
「キ、キヨさん？」
スタスタと部屋を歩いていくキヨさんに声をかける。
ディスコードを繋いだままだし、どうしたんだろうと不思議に思う。
「ん、飲み物持ってきます」
そう言い残し、機材が大量に置いてある部屋から出て行った。
「ねぇねぇAさん！」
ここぞとばかりに食いついてくる……ガッチマンさん。
少し声色に無邪気さが混じっているのは私とキヨさんへの興味からくるものだろう。
「ぶっちゃけさ、キヨとはどこまで進んでるの！？」
「おい！！！！！おっさん！！」
とんでもない質問に牽制するレトルトさん。
その裏で牛沢さんが大爆笑している。
「えっと〜……私たち、そもそも付き合ってないんで」
さっきまでうるさいくらい声が聞こえてきたパソコンが急に静かになる。
シン、とした空間に固まっていると
「「「ええええええええええええ！！！？？？」」」
３人の声が重なる。
キーンと頭に響く大絶叫にビックリ。
「なになに、なんかうるさい」
そこに綾鷹のペットボトルを２本持ってきたキヨさん。
「おま、キヨ！！！！まだ付き合ってなかったのか！？」
「あーーー、まぁ、うん」
ガッチマンさんに問いただされ、急にしおらしくなるキヨさん。
目の前でこの手の話題は恥ずかしくて仕方ない。
でもきっと、キヨさんは少なくとも私のことは嫌いではないだろう。
頬が熱くなるのを感じてキヨさんのほうを向くと、キヨさんもこちらを見ていた。
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さかな - コメント失礼します。このお話とても私のタイプで！(?)いつも楽しくお話読んでます！！本当はコメントするつもり無かったんですけど、続編書くか、書かないか悩んでるそうだったので、コメントさせて頂きました！続編書いて欲しいです！無理はしないでくださいね！(( (2021年8月18日 10時) (
レス) id: 96fa6ea5d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るな | 作成日時：2019年6月26日 23時
