１８ 始まり ページ19
「じゃあ今から俺の友達とディスコード繋ぎますね」
「ん、んん？お話しするってこと？」
「見てたら分かりますよ」
カチャカチャとパソコンをいじり、淡々と作業を進めるキヨさん。
画面には赤い血でタイトルが書かれたホラーゲームが映し出される。
おどろおどろしいＢＧＭも流れていた。
「……俺らが喋ってるときは永瀬さん静かにしててください」
「えっ、ホラーゲーム苦手だから騒ぐ気満々だったよ！？」
「じゃあ声出すたびになんか罰ゲームにしましょうか」
楽しそうにケラケラと笑っているキヨさん。
背中にほんのり温もりと揺れる感覚。
「なにそれ、もうこれでおわり、」
「はいはい、静かに」
後ろから長い腕がにゅっと伸びてきて口をふさがれる。
「やっほー、聞こえてるー？」
「聞こえてる〜今日なんだっけ」
「さっきＬＩＮＥで話しただろ、確認しとけ」
キヨさんが声をかけると一気に２人分の男性の声。
鼻にかかった声と低めの声。
「今日飲んでいい〜？」
「ダメに決まってんだろ！」
そして温かみのある優しい声。
わいわいと賑わう現場にポカーンとしていると
「はじめるよ〜」
その一声で空気が変わったのが分かった。
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さかな - コメント失礼します。このお話とても私のタイプで！(?)いつも楽しくお話読んでます！！本当はコメントするつもり無かったんですけど、続編書くか、書かないか悩んでるそうだったので、コメントさせて頂きました！続編書いて欲しいです！無理はしないでくださいね！(( (2021年8月18日 10時) (
レス) id: 96fa6ea5d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るな | 作成日時：2019年6月26日 23時
