土御門有馬の妹は鵜宮天馬の恋人でした。2【双星の陰陽師】

六十話 ページ25

〜陰陽連〜





有馬「皆には凄く迷惑をかけたね……。すまない……」






兄様は皆頭を下げた。




皆「!!」






皆は頭をあげてください！と必死に兄様に言った。







鳴海「ご無事で何よりです!!!!!」





桜「そうですぞ！！」






有馬「皆……ありがとう…」





天馬「所で………なんでAがこんなにも怪我してるんだんん？？折れた左腕はどうした？」





ｷﾞｸｯ





『え、………何のこと？？左腕なんて折れてないもん！』





天馬は私の左腕を引っ張った。





ｼﾞｨｨｨﾝ!!!





『ひやぁあぁぁ!!!!(泣)』






痛い！痛い！痛いぃいぃ！！





有馬「A……!!何で言わなかったの！」





『………だって……!こんなもん痛くないもん！』






天馬「お前………本気で治さないと陰陽師じゃなくなるぞ。このまま無視してやり続けたら………………左腕は使い物にならないだろ。」





えっ……？





『嘘っ……!勘久朗！本当っ……なの？』





私は医者である勘久朗に聞いた。






水度坂「う〜ん。恐らく天馬の言う通りそう……なるっスね〜」





『ヤバイっ……。私！本気で治す！全治どのくらい？？』





水度坂「Aの場合は結構ヤバイっスからね〜。一年………早くて8ヵ月っスね」





『一年！？8ヵ月！？！？……………カルシウムいっぱい取ろ………』

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