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『かず…まっ』
嬉しさとか安心とか色んな感情が混ざり合って涙が出てくる。
壱馬「A！？｣
焦ったように近づいてくる壱馬の胸に飛び込む。
こうすると凄く安心する。昔から変わらない。
ぎこちなく頭を撫でてくれる。
「あんた誰？ 男だからって年下のくせに出しゃばってんじゃねぇよ。｣
壱馬「先輩だからってAのこと傷つける奴は許しませんから。｣
ずるい…菜々ちゃんと付き合ってるのにそんな事言わないでよ…
そんな事言われたら誰だって ドキッ てするに決まってるじゃん。
「は？何偉そうに言ってんのよ。｣
璃「もういい。とりあえず亜嵐に近づいたら許さないから。｣
そう言い捨てて行ってしまった。
壱馬「A、怪我してへん…？｣
泣き止んだ私を見ながら心配そうな顔してる。
でもしばらくの間話してなかったからちょっと緊張してるのが伝わってくる。
『うん…大丈夫だよ…』
壱馬「あの…時さ…勝手に怒ってごめん！｣
そう言って正座しながら頭下げてる。
『いや、あの大丈夫だから…顔上げて！』
そう言うと渋々顔を上げた壱馬。
壱馬「ほんまごめん…俺が勝手に亜嵐先輩に嫉妬しただけやから…｣
ちょっと顔を赤くさせながら俯いた壱馬。
壱馬「仲直りしてくれませんか？｣
『嫌です…』
ちょっと意地悪してみたくなってわざとそんな事言うと分かりやすく顔を曇らせた壱馬が そうやんな… なんて言ってる。
『うそうそ！冗談だから！これからも宜しくお願いします！』
そう言って手を取ると パァ って効果音が付きそうなくらい顔が明るくなって笑顔で頷いてる。
壱馬はクールなイメージがあるんだけど、私の前では沢山笑ってくれて優しくしてくれて凄く可愛い。
でもこの笑顔は今は菜々ちゃんのもの？
すっかり忘れてた菜々ちゃんの存在。
思い出した途端に一気にネガティブになる。
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ひなた - 私は、壱馬さんも、玲於さんも、亜嵐さんも大好きなので、この作品最高に面白いです。これからも頑張ってください。 (2018年1月11日 23時) (
レス) id: 0f2be5040c (このIDを非表示/違反報告)
あずき(プロフ) - りほさん» ありがとうございます(;_;) 新作作った場合は宜しくお願いします！ (2017年9月4日 17時) (レス) id: b81ec4c112 (このIDを非表示/違反報告)
りほ(プロフ) - 頑張ってください！ (2017年9月3日 21時) (レス) id: b3ad7c7e3f (このIDを非表示/違反報告)
あずき(プロフ) - りささん» ありがとうございます(><)結末はもう決めてあるのでお楽しみに~笑 更新頑張ります！ (2017年8月21日 12時) (レス) id: b81ec4c112 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 面白いです。かずまとくっついて欲しいなー(笑)どーなるんやろと続きが楽しみです (2017年8月21日 0時) (レス) id: 30b38fa8ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずき | 作成日時：2017年8月12日 17時
